*熱貫流率の単位がISO基準に基づきkcal/(㎡・h・℃)から、W/(㎡・K)に表現が変わりました。(実質上の性能値の変更はありません。)次世代省エネルギー基準対象地域2.33[2.0]3.49[3.0]4.65[4.0]6.51[5.6]北海道青森、秋田、岩手宮城、山形、福島、栃木、長野、新潟茨城、群馬、山梨、富山、石川、福井、岐阜、滋賀埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、三重、京都、大阪、和歌山、兵庫、奈良、岡山、広島、山口、島根、鳥取、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本宮崎、鹿児島沖縄性能・対象地域区分比較熱貫流率 W/(㎡・K)[kcal/(㎡・h・℃)]地域区分Ⅰ地域Ⅱ地域Ⅲ地域Ⅳ地域Ⅴ地域Ⅵ地域特性用途比較表簡易内窓 熱貫流率・JIS断熱等級・推奨断熱性能117熱貫流率とは熱貫流率(U値)とは、温度差のある空間(部屋内と外など)を隔てる材料(壁や窓)の熱の伝えやすさを表す数値です。数値が小さいほど熱を伝えにくく、断熱性能が高いとされます。※熱貫流率は以前はK値とも表記されていましたが、国際的な呼び名に合わせ、U値という表記が 一般的になっています。JIS断熱等級とその他の規格サッシ・ドアの断熱性は建築物の地域性・立地条件・居住環境等により選定します。選定の目安には、「省エネ法」「品確法」に規定または推奨された開口部の断熱基準等があります。それぞれの断熱性能は、表示方法が異なっていますが、下表のように近似したグループに分けることが出来ます。地域ごとの推奨断熱性能について建設省告示において暖房度日(D18-18)の値によって、日本全国を6地区に区分してそれぞれの地域の住宅開口部の推奨断熱性能を定めています。 この表によって、各地域の必要等級の目安を知ることができます。なお、この地域区分は比較的大きな単位を用いているため、北部と南部、山間部と平野部、陽当たりの良い地域と悪い地域によっては暖房負荷が異なってくるのでこの点を考慮してサッシを選択する必要があります。
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